縮毛矯正のあとの切れ毛がひどいです…

35歳・女です。髪質はくせが強めの剛毛タイプで、梅雨の時期になると広がってどうにもならないので、年に1~2回縮毛矯正をかけています。現在の髪の長さはセミロングで、カラーはしていません。

先月、いつもと違う美容室で縮毛矯正をかけたのですが、その直後から切れ毛がひどくてかなり落ち込んでいます…。
特に前髪や顔まわりがチリチリに切れてしまい、触るだけでポロポロ落ちる感じです。

縮毛矯正後の切れ毛がひどい場合、これ以上悪化させないために今できるケア方法を教えてください。
トリートメントはしているのですが、正直、何をしても手ごたえがなく不安です。
サロンでの集中ケアが必要なのか、自宅でもできる応急処置があるのか、アドバイスいただけたら嬉しいです。

2025年08月05日 18:36

美容師からのコメント

  • 森彪真 美容師(ANT’S hair and resort)

    ご相談ありがとうございます。
    森彪真と申します。

    ちりちりになってしまったり、切れ毛、とてもショックだったと思います。。
    まず正直にお伝えすると、一度チリついてしまった髪は、元の健康な状態には戻りにくいのが現実です。ですが、これ以上悪化させず、今ある髪をできるだけ扱いやすくするためのケアは可能です。
    すでに日頃のケアをされていて、アイロンも高温で使っていない場合は、まだ髪の状態が保たれている可能性もあるので、早めの対処が大切です。

    まずは、使っているシャンプーとトリートメントをハイダメージ毛向けのサロン専売品に切り替えることをおすすめします。市販品と比べて補修力が高く、髪内部からのケアがしやすくなります。
    また、アウトバストリートメントは、水分系(ミスト)オイル系の順に重ね付けするのが効果的。水分を閉じ込めながら、表面をオイルでコーティングして保護できます。

    もしご予算に余裕があれば、サロンでの集中トリートメントも良い選択です。さらに、Instagramなどで複雑履歴専門みたいないわゆるトラブルシューターを掲げている美容師さんに相談するのもおすすめ。そういったサロンでは、より高度で知識のある美容師さんのアドバイスや補修ケアを受けられる可能性があります!

    ただしその場合も、最終的にはホームケアが最も重要です。プロの指導のもとで日々のケアを丁寧に続けていけば、少しずつ手触りや扱いやすさは変わってきますよ。

    最初にもご説明させていただいた通り、早めのケア、美容室が大切ですが、焦らず一緒に整えていきましょう、応援しております🙇‍♂️

    2025年08月05日 20:15
  • 矢野雄貴 美容師(【全席半個室】tronc 髪質改善トリートメント)

    ご相談ありがとうございます。
    せっかくきれいにしたくて縮毛矯正をかけたのに、前髪や顔まわりがチリチリになってしまうと本当にショックですよね…。
    縮毛矯正後に切れ毛やチリつきが出ている場合、髪の内部の結合が壊れてしまっている状態なので、まずは「これ以上悪化させない」ことが最優先になります。

    トリートメントで手触りを良くすることはできますが、ビビリ毛のように内部がスカスカになってしまった髪を完全に元に戻すことはできません。
    ただ、保護と補修を意識すれば、これ以上のダメージ進行をかなり防げます。

    まず自宅でのケアとしては、
    ・ドライヤーの前後でオイルやミルクタイプの洗い流さないトリートメントを必ず使う(熱と摩擦から守るため)
    ・アイロンやコテは極力使わない(すでに熱ダメージが限界に近いため)
    ・シャンプーはアミノ酸系などの低刺激タイプに切り替える(洗浄力が強いとさらに乾燥が進みます)
    ・乾かすときは根元から、毛先は最後にやさしく(摩擦を減らす)

    特に顔まわりは髪が細くて薬剤の影響を受けやすい部分なので、熱や引っ張りを与えないように注意してください。

    サロンケアとしては、「酸熱トリートメント」や「髪質改善トリートメント」を選ぶよりも、美容師さんに“ビビリ毛の補修トリートメント”を扱っているか相談してみるのが良いです。
    たとえば見てみないとわからないのは大前提なんですが、ジマレイン酸やレブリン酸配合のような内部補修型トリートメントであれば、芯のハリを少しずつ取り戻せる可能性があります。

    まとめると、
    ・これ以上の熱・薬剤ダメージを避ける
    ・毎日の摩擦と乾燥を防ぐ
    ・内部補修系トリートメントで保護し続ける

    という3点を意識してあげるのが大切です。
    焦らず、「修復」ではなく「守る」意識でケアを続けていくことが一番の近道になりますよ。

    2025年10月15日 12:02