普段ハイトーンカラーをしている10代女性です。 根元のリタッチをブリ...
普段ハイトーンカラーをしている10代女性です。
根元のリタッチをブリーチのみで行った際、明るくなりすぎてしまいハッキリと髪が2色になってしまいました。すぐに他の美容室で根元との色の差をなくして1色にしてほしいと頼んだのですが、画像のように酷い色ムラが残ったままです。
もう少し明るいミルクティーベージュのようなカラーにしたいのですが、この色ムラはどうすればいいでしょうか。

2025年08月08日 20:45
ご相談ありがとうございます!
これは俗に言う黒帯ですね…
期間が空いたリタッチによくあって、
ブリーチしてあるところとしてないところの繋ぎ目が暗く残ってしまったんですね。
もっと明るくしたいとのことですが、
暗い部分はブリーチが正しく出来ていない状態なので
すごーく弱いブリーチを全頭に塗って明るさが足りないところに強いブリーチを乗せるような技術がいるかなーと思います。
髪の毛の体力次第ではさらに傷んでしまう場合もあり得るのでブリーチ特化の美容師に頼むといいかなーと思います。
意外と時間のかかる技術になるのでたっぷり時間を用意しておいて下さい!
拝見した状況、とてもよく分かります。ハイトーンカラーを続けている方にとって「リタッチの境目」と「色ムラ問題」は一番大きな悩みですよね。今回の場合、リタッチをブリーチのみで行ったために根元が明るくなりすぎ、その後のカラーで均一に補正しきれなかったことが原因でムラが残っているのだと思われます。
まず大切なのは「一気に理想のミルクティーベージュに仕上げようとしない」ことです。色ムラがある状態で明るめベージュを重ねても、根元は薄く透けすぎ、暗い部分はくすんでしまい、さらに差が際立ってしまう可能性が高いです。
一番現実的な解決法は 「トーンコントロール」 を挟むことです。具体的には、暗めに残っている部分に合わせて根元を少し落ち着かせるか、逆に暗い部分を少しずつ明るくして全体を近づける方法。このときはブリーチを再度入れる場合でも“弱め”にコントロールしながら、オラプレックスやファイバープレックスなどのケアブリーチを併用するのが必須です。
そこから全体を一度「ベージュ寄りの中明度(9〜10レベル前後)」で均一にしてあげて、次回以降に希望の明るさまでトーンアップすると綺麗に仕上がります。いきなり高明度のミルクティーを目指すのではなく、2回に分けて色を整えていくイメージが安全で確実です。
スタイリングでのカバー方法も少しお伝えすると、色ムラが気になる時はストレートよりも 軽いウェーブや巻き髪 の方が光の反射が分散してムラが目立ちにくくなります。外出前の一時的な工夫ですが、気持ち的にはだいぶ違うはずです。
対策として、ハイトーンブリーチカラーを売りにしているサロンに行くこと、なるべくリタッチ期間を2か月(3センチ)以上あけないことです。